CentOS6から8へ

VPSで構築していた踏み台、検証、雑用サーバの再構築メモ

最近サーバ系はご無沙汰で以前契約して定期的にYum update だけして使っていたVPS上のCentOS6もそろそろ入れ替えかな?と思ったらいつのまにかCentOSの最新バージョンは8になってました。

色々忘れてたり変わっていたので忘備録

インストール

現在のCentOS6は踏み台、検証、雑用で使用していたのでこれといって重要なファイルもないし、復習も兼ねて設定ファイルも合わせて全消去。これはVPSなので無問題、クリックして数分でクリーンなCentOS8が準備完了。

環境

Windows10の WSL(Windows Subsystem for Linux)上のUbuntuからSSHでアクセス

設定

とりあえずVPS上のCentOS8へアクセスし・・・

エラー。そう、再インストールしたのでサーバの公開鍵が変わっている為、騙されてない?って言われちゃいました。サクッとUbuntuの.ssh/known_hostsを編集して再トライ。

無事ログインできたところで普段使いのUserを作成、パスワード設定。

/etc/sshd/sshd_configを編集してrootログインを禁止してsshdを再起動

[root@VPS]# service sshd restart

でもいいのですが

CentOS8ではserviceコマンドよりsystemctlを使いましょうとのことなので

[root@VPS]# systemctl restart sshd です。

UbuntuのWindowをもうひとつ立ち上げて先ほど作ったUserでログインを確認。

VPSなんで勝手に設定してくれてるネットワークの設定でも見ておこうかといつものコマンド

[root@VPS]# ifconfig
-bash: ifconfig: command not found

え?。打ち間違えたか?。二度見して3回打ち直しました。これもCentOS8では過去のコマンドになるんですね。

新しいコマンドは

[root@VPS]# ip addr show

です。省略形で

[root@VPS]# ip a

でも同じ結果がでます。

[root@VPS]# netstat
-bash: netstat: command not found

netstatもありません。新しいコマンドはssです。使用例はこんな感じでしょうか。

[root@VPS]# ss -ltu

-l → listing

-t → tcp

-u → udp

つまり、net-tools系はお別れのようです

まとめ

  • CentOS6から7でだいぶ変更があった模様
  • serviceはsystemctlになりました。
  • ifconfigはipになりました。
  • netstatはssになりました。
  • serviceコマンドはまだ有効ですが見た目だけです。
  • ifconfigは自前でインストールすれば使えますがyumも変わってます。※これについてはまた今度