IPv4 / IPv6

IPv4 / IPv6 のことDNS 上で見える、2種類の住所を確認する

IPv4 と IPv6 の住所が DNS 上で見つかるかを読むための解説です。

このページでは、外から確認できる公開情報を、分かることと分からないことに分けて整理します。

基本の見方

どうでもいいけど、少しだけ気になる「IPv4 / IPv6」のこと

2種類の住所を見る

インターネット上の住所には、IPv4 と IPv6 という形式があります。Network Check で表示される IPv4 / IPv6 の結果は、DNS 上でそのドメイン名に住所が見つかるかを示すものです。このページでは、その見方を整理します。

IPv6 は、IPv4 アドレスの不足を背景に広がってきた住所の形式で、現在も使われており、今後さらに主流になっていくと考えられます。

見つかることと、使えることを分けて読む

DNS 上に IPv4 や IPv6 の住所が見つかることは、外から確認できる手がかりです。ただし、住所が見つかることと、その先のサーバーが実際に安定して応答することは別です。利用者の環境、回線、経路、サーバー側の待ち受け設定などによって、実際の接続結果は変わることがあります。

IPv4 だけが見つかる場合、IPv6 だけが見つかる場合、両方見つかる場合があります。どれが適切かは、そのサイトやサービスの設計によって変わります。

技術者視点

技術者視点

A / AAAA record visibility

IPv4 は主に A record、IPv6 は AAAA record として DNS から確認されます。この確認は DNS response として address record が得られるかを見るもので、TCP connection や HTTP / TLS service の成立を直接測るものではありません。

dual-stack に見える場合でも、実際の接続経路は client network、resolver、Happy Eyeballs、route、firewall、service bind などの影響を受けます。

観測結果の扱い

DNS 上で A record や AAAA record が返る場合は、IPv4 や IPv6 の入口が公開されている可能性を示します。ただし、到達性、証明書、HTTP 応答、アプリケーションの正常性は別に扱います。

表示上はIPv4 / IPv6 で接続できますではなく、DNS 上で IPv4 / IPv6 の住所が見つかりますのように、観測範囲を限定して表現します。

用語メモ

A
IPv4 address record
AAAA
IPv6 address record
Dual-stack
IPv4 と IPv6 の両方を使える構成を指すことが多い表現

使い方の範囲 / Safety boundary

使い方の範囲 / Safety boundary

この確認で分かる範囲

このページで確認できるのは、DNS 上で IPv4 または IPv6 の住所が見つかるかどうかです。

住所が見つかることは、接続の成功、サーバーの正常性、利用者ごとの接続経路、安全性を保証するものではありません。

判断しないこと

IPv4 と IPv6 のどちらか一方だけが見つかることを、それだけで不備とは判断しません。両方が見つかる場合も、その通信が常に使われる、または全体として安全であるとは判断しません。